結婚式を挙げる時、一番気になる部分と言えば…。そう、挙式にかかる費用ですよね。いくら、ご祝儀をもらえるとはいえども、結婚式を挙げると、数百万円というお金がかかります。人生で1番高い買い物が住宅ならば、人生で一番の贅沢は結婚式だと言えるでしょう。最近では、結婚を決めてから数ヶ月で挙式を行う、スピード婚なるものも出てきていますが、本来ならばしっかりと貯金して、ある程度支払いの算段が整った段階で結婚式を挙げる計画に移るべきです。ということで今回は、結婚式の費用を効率よく貯金するコツを伝授します。
結婚式はお金がかかる!
結婚式を挙げたことのある方、結婚式に携わったことのある人ならわかると思いますが、結婚式はとにかくお金がかかります。弊社は映像撮影•編集の分野で結婚式に携わらせていただきますが、その費用だけでも月収分程度の費用を頂戴しております。それ以外にも式場代やらなんやら、最低でも数百万円はかかるのが、結婚式です。というより、主に費用がかかるのは披露宴で、式だけ挙げる分には、最近では格安婚などのプランがあり、10万円以下で結婚式が挙げられる式場もあるようです。でも、せっかくの機会なので、ゲストを招いて楽しんでもらいたい、披露宴まで含めて結婚式と言いたいですよね。格安婚もいいけれど、せっかくならばお金がかかってもしっかりとゲストをおもてなしし、ゲストに祝われたいところです。
最低でも結婚式費用の半分は貯金しておこう
結婚式の費用は、規模にもよりますがある程度はご祝儀でまかなえると考えても大丈夫です。これは、人数が増えれば増えるほど、費用はかかりますがその分ご祝儀も増えるので多少プラスになるケースもあるようです。ただ、比較的少人数、30人規模だと、やはり多少の費用の持ち出しは覚悟した方が良いでしょう。そのため、最低でも結婚式にかかる費用の半分の金額、100万円程度は貯金しておくと、我慢せずに理想の結婚式のプランで進行することができるでしょう。
結婚式の費用を効率よく貯金する5つのコツをご紹介
しかし、100万円と簡単には言っても、なかなか普通に貯金できるものではありません。ざっくりと「100万円貯めるぞ!」と意気込んでも、1ヶ月、2ヶ月で貯金できる金額ではないので、どうしてもトーンダウンしてしまいます。そうならないためにも、しっかりと計画を立てて貯金をすることが大切です。その中でも、ちょっとしたコツを掴むと、貯金も苦では無くなります。結婚式の費用を貯金する、5つのコツをご紹介します。
1.結婚式の貯金用の口座を作る
とにかく、結婚式用の口座を作りましょう。窓口で口座を作る時、基本的には最初にいくらか入金する必要があります。それが貯金スタートの合図です。「貯金しよう」と思っても、なかなか貯金できないのが人間です。そうならないためにも、とにかく一番最初に口座は作ってしまいましょう。この時は、具体的な目標金額や期限を考えなくて構いません。とにかく口座を作ること、ただこれだけを目指してください。通帳を受け取ると、不思議とやる気がみなぎってきます。
当然、一人ではなく二人で貯金を開始するので、婚姻届を提出するような感覚で銀行に行くと良いでしょう。そして、通帳を受け取ったら、銀行印と通帳は、新郎新婦別々で保管するようにしましょう。これは、お金が貯まってきた時の対処法なのですが、人間というのは弱い生き物で、お金がある、いつでも引き出せると思ってしまうと、「後で1万円返せばいいや」という軽い気持ちで手を出すようになってしまい、結果的に常習犯となってしまいます。通帳と銀行印を別々で保管することで、お互いに監視し合うというのは大切なのです。二人が共謀してしまっては意味がないので、お互いに自制心を持って、貯金をスタートしましょう。ちなみに、ゆうちょだと通帳だけで引き出せてしまうので、ゆうちょ銀行は貯金口座には向きません。
2.キャッシュカードは発行しない
1で紹介した、銀行印と通帳を別々で保管することに加えて、さらに保険の意味合いでキャッシュカードは発行しないようにしましょう。
キャッシュカードはとても便利ですが、あるとATMでいつでもどこでも引き出せてしまいます。せっかく銀行印と通帳を別々で保管しても、キャッシュカードがあるとついつい誘惑に負けてしまう可能性があります。また、通帳と銀行印が仮に揃ったとしても、平日の15時で銀行窓口は閉まってしまうので、普通に仕事をしている人は、窓口で下ろすのが面倒になり誘惑に打ち勝てるのです。そのため、キャッシュカードはいりませんと、口座を開く時に銀行の人に伝えましょう。ちなみに、こちらもゆうちょの場合は、ATMで通帳だけでお金を引き出せてしまうので、ゆうちょはやめましょう。
3.毎月決まった金額を貯金する
口座を作ったら、次は毎月の貯金額を決めましょう。
普通こういう貯金をする時は、目標金額と期日から逆算して毎月の金額を設定するのですが、結婚式の費用を貯金するコツは、先に毎月の貯金額を決めてしまうことです。
金額の決め方は、「今より少し頑張れば貯金できる金額」で設定します。例えばですが、毎月黒字が5万円だったとします。そこで5万円を結婚式の費用として貯金していくと決めるのは簡単ですが、ここに少し負荷をかけて、6万円に設定します。1万円なら、外食を減らしたり、自炊を頑張ればなんとか捻出できる金額です。「結婚式の費用を貯金するからこれくらいは我慢」と思える課題を決めて、少し多めに設定すると、誘いを断る口実ができます。
まずは自分たちの経済状況を把握し、無理はしていないけど少し頑張らないとできない金額を設定することがコツです。
4.金額の目標と達成期日を決める
毎月の金額が決まったら、ここで初めていつまでにいくら貯金するのが決めましょう。100万円貯めるのであれば、6万円ずつ貯金すると1年以上かかります。しかし、結婚式を1年後に挙げたいのであれば、どこかのタイミングで設定金額を増やしたり、ボーナスで追加貯金をする必要があります。現実的な数字を決めてから、どのタイミングでどの程度増やすのかを決めて、最低でも3ヶ月単位で目標金額を設定すると良いでしょう。
5.ゲーム感覚で楽しむ
あとは、毎月の貯金が増えていくのをゲーム感覚で楽しみましょう。一人では続かないことも、二人なら続けることができます。「今月は目標より1000円多く貯金できた!」など、微々たる成果でも共有し、一緒に一喜一憂するようにしましょう。
結婚式の費用を効率よく貯金するコツのまとめ
結婚式の費用を効率よく貯金する5つのコツをご紹介しました。普通の貯金とは違い、ある程度のゴールがあるのでそこに向かって頑張って貯金をすると、仲良くなれるでしょう。ポイントは、とにかく二人で無理をしないで貯金をすることです。どちらかが我慢したり、無理をすると必ず破綻します。ぜひ、5つのコツ、試してみてください。