<はじめに>
最近では、先に入籍をして同棲を始めてから、時間差で結婚式を挙げるカップルが増えています。そのため、結婚式の準備をしている時に妊娠が発覚するというケースは、意外と多く聞かれます。通常の結婚式を予定していても、妊娠が発覚し、マタニティー婚となったら色々な部分で再度プランの練り直しが必要となってきます。
結婚式の準備中に、妊娠が発覚した時に気をつけるポイントを、3つに絞ってご紹介します。
結婚式の準備中に「もしかして妊娠?」と思ったらすぐに産科へ
結婚をして一緒に住んでいれば、当然妊娠の可能性はあります。これはとてもおめでたいことなので祝福されるべきことですが、結婚式を迎えていない、結婚式の準備中であるという理由で、妊娠を認めることができずに焦ってしまう人が多いようです。
しかしそれは間違いです。妊娠はとても素晴らしいことなので、結婚式のことは考えずに、まずはお腹の赤ちゃんのことを最優先させるようにしましょう。そのため、少しでも「妊娠しているかも」と感じたら、必ず産科を受診してそもそも妊娠しているのかどうか、妊娠しているのであれば、現在の妊娠週数と予定日がいつなのか把握しましょう。
この時、当然ですが結婚式の日取りと予定日が重なるようであれば、結婚式自体を中止する、または日程を早めたり延期する必要がありますが、そうでない場合はマタニティー婚に切り替えるという選択肢もあります。
あまり一人で気負いせずに、少しでも妊娠の兆候があれば、必ず産科に行くようにしましょう。そして、産科の先生にも、結婚式を控えているということを相談して、医学的に気をつけること、そもそも結婚式を挙げても大丈夫なのか確認しましょう。
結婚式の準備中に妊娠が発覚したら気をつけるべき3つのポイント
結婚式の準備中に妊娠が発覚した場合、出産予定日や現在の妊娠週数、式の日取りの時の妊娠週数など色々なことを考えながら結婚式の準備やプランを考え直した方が良いでしょう。妊娠が発覚したタイミングにもよりますが、総じて結婚式の準備中に妊娠が発覚した場合、特に注意すべき3つのポイントをご紹介していきましょう。
1、すぐにパートナーと相談しよう
結婚式の準備中に妊娠が発覚したら、まず最初にしっかりパートナーに報告し、話し合いを行うことが大切です。
男性の中には、妊娠についての知識が浅かったり、妊娠していることについての理解がない人も少なからずいることでしょう。妊娠したという事実はもちろんですが、結婚式の準備中につわりが重なるので準備がほとんどできないことや、今まで準備してきたことを根本的に見直す必要があること、そして出産予定日と式の日取りを考慮して、実際に結婚式を挙げるのか、キャンセルするのかも含めて、しっかりと話し合うようにしましょう。
パートナーと話し合った上で、両家の親族、特に両親には事前に報告する方が良いでしょう。色々な面でサポートしてくれたり、もしくは第三者の目線から、式は延期した方がいいというアドバイスもしてくれます。
女性にとっては、結婚式を挙げたいという気持ちが強いので延期やキャンセルという判断はしづらいと思いますが、そういう時に両親のアドバイスにしっかり耳を傾け、赤ちゃんを元気に産むことを優先させるという判断も時には必要になるでしょう。そういった部分を踏まえ、やはり事前にパートナー、そして身内とは相談した方が良いでしょう。
2、式場のプランナーとマタニティー婚について相談しよう
結婚式をやると判断した場合、早急に式場のプランナーに相談するようにしましょう。
プランナーは、たくさんのカップルの結婚式をプランニングしているので、あなたと同じようなケースのカップルの結婚式もプロデュースしたことがあると思います。「式を挙げる前に妊娠したなんて、恥ずかしくて相談できない」とおっしゃる方もいますが、決してそんなことはありません。しっかりとプランナーに相談し、今のままのプランでできるのか、それともマタニティー婚にプランを変更するのか、結婚式のお料理や妊婦への体の負担が少ないような細かい心配りを提案してくれることでしょう。
また、変更するにあたりわからないことはなんでもプランナーに相談すると良いでしょう。例えば、ドレスについてです。ウェディングドレスは、基本的に締め付けがキツイものが多いので、妊婦には不向きなドレスとなります。なので、結婚式当日のお腹ので具合などを考慮して、ある程度の方向性は示してくれることでしょう。それを念頭に、ドレス選びをもう一度行うようにしましょう。
3、無理をせずに体調を優先させよう
マタニティー婚で式を挙げるという決断したとしても、無理をするのはやめましょう。
結婚式は、1日中かかる一大イベントです。その分、体への負担も大きいのですが、一度結婚式を挙げると決断した場合には、無理をしてしまう人は多くいます。しかし、それは赤ちゃんにとってはとても良くないことなので、まずは赤ちゃんが第一だという考えのもと、結婚式の準備などを行うようにしましょう。
具体的には、結婚式の日取りがつわりの期間と重なる場合は、結婚式は挙げるべきではないと個人的には考えます。また、つわりというのは人によって時期が長期化する場合もあるので、体調をみて随時プランナーと相談したり、キャンセル料がかからない段階で、式のキャンセル、延期は常に視野に入れておくべきでしょう。
また、一般的には妊娠5ヶ月以降は安定期と呼ぶので、式を挙げるのはこの時期が理想的ですが、安定はしているかもしれませんが妊婦さんはとてもセンシティブだということをご本人がしっかりと認識しておくようにしましょう。
結婚式で妊娠をサプライズ発表するのもアリ
体調も万全、無事に結婚式が挙げられそうだとなった場合、肝心なのはゲストに伝えるのか、伝えないのかを決めることです。
安定期に入るまでは、あまり公表したくないという人も多いので、招待状で告知するか式の当日にサプライズで発表するのか、どちらかを選択した方が良いでしょう。
報告しないということも可能ですが、妊婦なのでお酒は飲めないのでお酌は勘弁してもらうことや、体の負担が少ない式の構成にしてあることをゲストに伝えておかないと、心配するゲストの方もいるかもしれません。なので、何かしらの方法で報告はしておいた方が良いでしょう。
<まとめ>
結婚式の準備中に妊娠した場合の気をつけるべきポイントをご紹介しました。とにかく、一人で抱え込まないこと、隠さないということが一番大事なこととなります。妊娠は決して悪いことではありません。むしろ、新しい命が宿ることは、結婚式以上に感動的なことなのです。結婚式を挙げたい、ウェディングドレスを着たいという気持ちはわかりますが、それは出産後でも可能です。無理せず、色々な選択肢の中から、一番最適な判断をすること、パートナーと一緒に決めることが、一番重要なのです。