<はじめに>
婚約しているカップルにおいて、年末年始の連休は長い間一緒にいられる最高のタイミングではないでしょうか。
結婚を控えている二人としては、一緒に旅行したり、遊びに出掛けたりしたいところですが、ちょっと待った!婚約中のカップルには、年末年始は遊んでいる暇はありません!年が明けたら待ってる結婚式に向けて、全力で準備をする期間なのです。
結婚式の準備は、新郎新婦自身が準備をしなければいけないものがたくさんあります。「あー、お正月休みにやっておけばよかった…。」と後悔しないために、今回はお正月期間中にやっておくべき結婚式の準備を紹介します。まとまった休みだからこそやるべきことと、年末年始にしかできないことの2つのパートに分けて紹介します。
まとまった休みだからできること
お正月期間というのは、短くても5日間、長ければ10日間前後のまとまったお休みを取ることのできる人が多いはず。休みが長ければ長いほど、結婚を控えている二人は思い出作りに精を出してしまいがちですが、それは間違いです。結婚式で使う写真を、お正月休みに撮るのはやめましょう。また多くの人が「独身最後」ということで、それぞれ実家に帰って過ごすという場合が多いようです。過ごし方は人それぞれですが、お正月期間くらいしか実家に帰ることができない人もいるでしょう。婚約中は実家に帰って一家団欒で過ごすことをおすすめしたいところです。
そして、実家で過ごすことで結婚式の準備で、とても捗る2つの準備があります。
1、子供の時の写真集め
実家に帰って捗る結婚式の準備と言えば、子供の頃の写真集めでしょう。子供の頃の写真やアルバムが実家には眠っているでしょう。独身最後のお正月ということもあり、両親と一緒にアルバムを見ながら、結婚式で使う子供の時の写真を選んでも良いでしょう。両親も写真を見ることで、思い出話に花が咲いてしまうかもしれません。
注意したいのが、最初から両親と一緒に写真選びを行ってしまうと、両親の思い出話が長引いてしまい、写真選びが捗らない場合があります。そうならないように、ある程度選び終えてから両親とアルバムを見るようにしましょう。
また、女性はマリッジブルーになってしまうかもしれません。「私、マリッジブルーになりそう」と思う人は、両親にアルバムを見せるのはやめて、こっそり一人で選ぶようにしましょう。(笑)
2、動画編集などの時間のかかる作業
独身最後のお正月ということで実家に帰って家族団欒で過ごす…とは言っても、四六時中一緒にいるわけにはいきません。また、普段実家から離れている人だと、実家の両親のありがたみを感じつつも、一人暮らしの時とペースが変わってしまい、煩わしく感じることもあるでしょう。また、地方が実家という人にとっては、交通手段が無いので自由に出掛けたりすることができないという人も多いのではないでしょうか。
お正月休みに実家に帰ると、意外と時間を持て余しているという経験は意外と多いはず。その持て余している時間を利用して、結婚式の素材として時間のかかる作業を一気に終わらせてしまいましょう。
時間のかかる作業として主な物と言えば、プロフィール動画の編集や、席次表の作成です。また、音響選びなども地味に時間のかかる作業になります。まとまった時間を取れる時に、こういった作業を終わらせると、残り期間の結婚式の準備が楽になるのでおすすめします。
婚約者と離れていますが、今の時代インターネットを利用すれば情報共有も簡単です。また、LINE電話などでは無料通話はもちろん、無料テレビ電話もできるので、離れていても一緒に作業する環境は整っています。
年末年始だからできること
婚約中に年末年始を挟むことにより、この時期にしかできない準備や対応というものも当然あります。お正月はほとんどの家では家族が揃うこともあり、色々根回しをしておくべきでしょう。若い世代では、ゲストに楽しんでもらいたいという意味で、フランクな結婚式を希望するカップルも年々増えていますが、両親やそれ以上の世代ではまだまだ結婚式は厳粛なものであると考える人も多いです。
お正月の時期に、しっかりとした対応を行うことで、結婚後も良好な関係を築きやすくなるので、最低限のマナーは守りましょう。
1、両家と親戚へのご挨拶
お正月に行うことの一番の結婚式の準備は、両家への挨拶です。両親だけではなく、親戚にもしっかりと挨拶回りをするようにしましょう。
結婚式の日取りが決定しており、招待状も作っているのであれば実家に帰省した際に手渡ししても良いでしょう。まだ具体的に決まっていない場合は、結婚式の頃合いだけ伝えておくとよいでしょう。
結婚式は、両親はもちろん親族にとってはとっても重大なイベントになります。当然、目上の方はご祝儀の関係などもあるので、早めに伝えることはもちろん、二人揃ってしっかりと挨拶に出向くと良い印象を与えられるでしょう。
この時の服装は、正装まではいきませんが、それなりにフォーマルな服装にしていったほうが良いでしょう。女性なら落ち着いた色のワンピース、男性ならジャケットなどを羽織って行くようにしましょう。
2、婚礼に関連する神社への初詣
お正月にほとんどの人が初詣に行くのではないでしょうか。神前式で結婚式を挙げる人は、結婚式を行う神社に初詣行くと、気持ち的に縁起がいいですね。また、新年の特別祈祷を行っている神社もあり、神社によっては、「夫婦円満」というような祈祷を行ってくれるところもあります。お正月だからこそできることなので、ぜひ行うと良いでしょう。また、結婚式の日取りが決定している人は、天気が良くなるようにお参りしても良いでしょう。東京の高円寺駅近くにある気象神社と呼ばれる神社は、日本で唯一のお天気の神様を祀った神社と言われています。近い方は行ってみてもいいかもしれません。
年末年始は結婚式の準備をするには最適
年末年始は、お正月休みで大型連休となる人が多いので、結婚式の準備をするには最適だと言えるでしょう。普段、実家から離れて暮らしている人などは、このタイミングで実家にある色々な思い出の品を揃えたり、両家の親族に挨拶するなどすれば、わざわざ別日で日程を調整しなくても良いので一石二鳥です。お正月を挟んで結婚式を迎えるカップルは、お正月休みに遊びたくなる気持ちをグッとこらえて、準備に取り掛かりましょう。
<まとめ>
婚約中にお正月を迎えた時の準備について紹介しました。お正月明けて2ヶ月以内に式を挙げる予定のあるカップルは、準備を第一にお正月休みを過ごした方が良いでしょう。それ以上間が開く場合は、そこまで根詰めて準備しなくてもいいかもしれません。しかし、アルバムを探しておく、両家へのご挨拶など最低限のことは済ましておくと良いでしょう。独身最後のお正月、有意義に過ごせるように計画しましょう。